厄年にやってはいけない事3選!
「厄年は〇〇しないほうが良い」と聞いたことがある方は多いでしょう。
まずは、NGといわれることを3つ紹介します。
- 新たなことに挑戦する
- 頑張りすぎる
- すべてを厄年のせいにする
避けるべき行動は、基本的に男女で同じです。
1. 新たなことに挑戦する
結婚や引越し、転職など、大きな決断といえる新たなことへの挑戦は、やらないほうが良いといわれています。
厄年は、心身ともに不調になりやすい時期。そのため、大きな決断をするとうまくいかないと考えられているのです。
しかし、体調などに気をつければ問題なし。厄年を理由に転職をあきらめたり、引越しを先延ばしにする必要はありませんよ。
また、女性は厄年に出産するのが良いとされています。出産で厄が落ちるという意味があるので、出産を控えている方も安心してください。
2. 頑張りすぎる
仕事やプライベートで頑張りすぎるのも、NG行動のひとつ。
厄年は体調や身のまわりの環境が変化しやすい1年のため、無理をすると大きなトラブルに巻き込まれる恐れがあります。
例えば、次のような生活をしている方は要注意。
- スケジュールをパンパンに詰める
- 朝から夜まで毎日休みなく働く
普段より余裕を持って行動することが大事なのです。
3. すべてを厄年のせいにする
- 〇〇がうまくいかなかったのは厄年のせいだ
- 厄年だから〇〇に挑戦するのをやめよう
このように、すべてを厄年のせいにするのは、最もやってはいけない事のひとつです。
気にしすぎると、気分が憂鬱になり毎日を楽しめなくなるもの。
そのような状態でいれば、1年間何も楽しめません。
最悪なことが起こると決まっているわけではないため、毎日前向きに過ごしてください。
厄年に関するよくある勘違い
厄年に関するよくある勘違いは、「絶対にやってはいけない事はない」ということです。
そのため、大きな決断をしたり、お祝いすることも、基本的にはOKとされています。
大事なのは、何をする際も普段より無理しすぎず、注意しながらおこなうこと。
プロポーズや結婚式などをしても大丈夫ですよ。
また、厄年を、自分の人生を良い方向に変えるチャンスととらえる人もいます。
自分の人生を振り返り、理想の人生からかけ離れているなら、今から頑張ればOK。
厄年がきっかけで自分自身を見つめ直すと、足りないものや自分が本当に求めるものが見えるかもしれません。
【2025年】男女別の厄年一覧と数え方
ここでは、2024年と2025年の厄年一覧を男女別に紹介します。
- 数え方
- 男性の厄年一覧
- 女性の厄年一覧
数え方が少し複雑なので、覚えておきましょう。
数え方
厄年は満年齢ではなく、数え年を使います。
数え年は生まれた時点で1歳と数えることで、1月1日がくるたびに、+1歳していきます。
早生まれの方は、ひとつ下の学年と同じタイミングで厄年になるので、同じ学年の人たちとはズレます。
男性の厄年一覧
男性の厄年は、数え年で25歳・42歳・61歳です。
2025年に該当するのは、以下の生まれの人です。
| 前厄 | 本厄 | 後厄 |
|---|---|---|
| 平成14年(2002年) | 平成13年(2001年) | 平成12年(2000年) |
| 昭和60年(1985年) | 昭和59年(1984年) | 昭和58年(1983年) |
| 昭和41年(1966年) | 昭和40年(1965年) | 昭和39年(1964年) |
厄年は3種類あり、本厄と呼ばれる年を一般的に厄年と呼びます。
女性の厄年一覧
女性の厄年は、数え年で19歳・33歳・37歳・61歳です。
2025年に該当するのは、以下の生まれの人です。
| 前厄 | 本厄 | 後厄 |
|---|---|---|
| 平成20年(2008年) | 平成19年(2007年) | 平成18年(2006年) |
| 平成6年(1994年) | 平成5年(1993年) | 平成4年(1992年) |
| 平成2年(1990年) | 平成元年(1989年) | 昭和64年(1988年) |
| 昭和41年(1966年) | 昭和40年(1965年) | 昭和39年(1964年) |
そもそも厄年って何?意味や起きること
NG行動や2025年の厄年一覧を紹介してきましたが、そもそも厄年とは何か、よくわかっていない方もいるのではないでしょうか。
ここでは、意味や起きること、前厄などについて紹介します。
厄年とは
厄年とは、中国の陰陽道の考えをもとにした考え方です。
人生において災いが起こりやすい年、といわれています。
なぜそういわれるのかというと、厄年にあたる年齢は、体調や社会的な立場で大きな変化が起こるから。
男性は25歳や42歳頃に仕事で転機が訪れる、女性は33歳や37歳で出産するなど、人生のターニングポイントとなりやすいのです。
また、女性の厄年は、婦人科系の病気に気をつけるべき年齢でもあります。
結論、さまざまな変化に気をつけて毎日を過ごさないと災いが訪れる可能性があるのが、厄年です。
前厄・本厄・後厄について
先ほどの一覧表で紹介しましたが、一般的に厄年といわれるのは本厄、その前後を前厄・後厄といいます。
2024年に本厄だった人は、2025年に後厄となるのです。
これらを含めると、厄年は3年間続きます。
前厄とは本厄に入る前年で、厄に備える年。
後厄は、本厄の厄が落ち着いてくる時期ですが、油断すると良くないできごとに巻き込まれるおそれがあるため、注意してください。
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厄除けはするべき?方法やおすすめのタイミング
間もなく厄年に入る方は、必ず悪いことが起こるわけではないとわかっていても、不安になるでしょう。
そこで疑問に思うのは、厄除けはすべきかどうか?ではないでしょうか。
厄払いは、必ずおこなうべきものではありません。
ただ、厄年であることが気になるなら、厄払いを受けましょう。
ここでは、厄除けをするべきタイミングやできる場所、方法などを解説します。
- タイミング
- 厄払いや厄落としの違い
- 場所
- 方法
- 注意点
くわしく見ていきましょう。
タイミング
厄払いや厄除けは、基本的にいつ受けても大丈夫です。
1年中いつでも受けられるので、大安や一粒万倍日、天赦日など日柄の良い日にちを選ぶ方もいます。
時期に悩むなら、お正月~立春(2025年は2月3日)の間におこなうのがGOOD。
初詣に行く予定があるなら、そのタイミングでやってもらうと良いかもしれませんね。
また、効果が続くのは、約1年間とされています。
1年経ったら、お礼参りに行くことも忘れないでください。
厄払いや厄除けの意味の違い
厄払いや厄除けには、それぞれ異なる意味があります。
- 厄払い:自分のなかにある悪いものを追い出すために神社でおこなうもの
- 厄除け:悪い運気を寄せつけないように寺でおこなうもの
- 厄落とし:みずから大事なものを捨てて災いが起こらないようにすること
最近では、同じような意味でつかわれることも多くなっていますよ。
前厄には厄除けを、本厄で厄払いをするなど、時期に合わせて選ぶのもあり。
また、厄年に大きな不安があるなら、両方おこなっても問題ありません。
場所
厄除けや厄払いをする場所は、神社や寺が一般的です。
どちらで受けても構わないため、仏教ならお寺、神道なら神社のように信仰に合わせるのがおすすめです。
また、強い効力やご利益を希望する場合は、以下の点に注目して神社や寺を選ぶのが大事。
- 2000年以上の歴史がある
- 炎を用いた祈祷がある
炎は非常に効力があるとされているので、ぜひチェックしてください。
方法
まずは、お祓いや祈祷を受けたい神社や寺に連絡し、日程を確認します。
予約が必要ない場合もありますが、人数制限があるかもしれないため、事前に確認しておくと安心です。
当日の流れは、次のとおり。
- 受付
- ご祈願を受ける
- お札を自宅や職場に飾る
神社や寺では支持されたとおりにすればOK。何も難しいことはありません。
祈祷にかかる時間は約15~20分程度、料金は5,000~15,000円です。
料金は地域や神社によって異なるため、事前に知りたいなら問い合わせてみましょう。
注意点
祈祷を受ける際に注意すべきことは、服装です。
決まりがないケースがほとんどですが、カジュアルすぎる服装はNGな場合があるため、キレイ目な服を選んでください。
ルールがなくても、
- サンダルやブーツで行く
- 靴下をはかない
- ノースリーブやジーンズで行く
などは避けるべき。
男性ならジャケット、女性ならワンピースなどが無難でしょう。
また、厄除けするしないにかかわらず、神社や寺にアニマル柄の服やアイテムを身に着けていくのも良くないとされているため、気をつけてくださいね。
厄年にやると良いことや過ごし方
最後は、平穏に1年を過ごせるための方法を紹介します。
体調や環境に変化が表れる1年を何事もなく乗り切りたいなら、次のことを意識してみて。
厄除けした方も、もう大丈夫だと油断してはいけませんよ。
- 前向きな気持ちで毎日を過ごす
- 規則正しく生活する
- 健康診断を受ける
- 身のまわりをきれいに保つ
- 周囲の人を大切にする
くわしく解説します。
前向きな気持ちで毎日を過ごす
厄年だからといってネガティブになる必要はありません。
むしろ、
- 自分磨きに力を入れよう
- いつ何が起こっても大丈夫なように準備しておこう
などと前向きにいることが大切です。
厄年だからこそ、新しく趣味をはじめたり人と交流を増やすのもGOOD。
毎日ポジティブでいれば、良い運気がやってきますよ。
また、厄年は誰にでもやってくるため、避けられないものです。前向きな気持ちで迎えたほうが、有意義に過ごせるでしょう。
規則正しく生活する
規則正しく生活すれば、心身ともに健康になるもの。
体調や病気に気をつけるべき1年を、乗り越えられるはずです。
例えば、
- 毎日たっぷり睡眠をとる
- 好き嫌いせずバランスの良い食事をする
- 適度に運動して健康的な体型を維持する
などを意識するとGOOD。
早寝早起きも大事ですよ。
規則正しい生活をすれば気分が上がり、前向きになれる効果もあります。
健康診断を受ける
健康診断も、厄年にやると良いことのひとつ。
この1年は体調を崩しやすい年なので、病気には注意すべきです。
普段、健康診断へ行く習慣がないなら、この機会にぜひ行ってみて。
「自分は絶対大丈夫」だと思っていても、症状がない病気が隠れているかもしれないのです。
もし時間を作れるなら、人間ドックのような精密検査もおすすめ。
あのとき行っておけば良かったと後悔しないためにも、早めに予約しましょう。
身のまわりをきれいに保つ
厄年は、いつも以上に掃除に力を入れるべき。
身のまわりをきれいにしておくと、悪い運気が滞りづらくなります。
悩みやストレス、不安などもなくなり、頭がすっきりするはず。
掃除のついでに、不要なものを捨てるのもGOODです。
特に、玄関や窓の掃除に力を入れるのが大事。空気とともに運気も入れ変わる場所なので、常にピカピカにしておけば良い運気がグングン入ってくるでしょう。
また、古くて汚い掃除道具を使うと効果が期待できなくなるため、定期的に交換してください。
周囲の人を大切にする
家族や友人、恋人など、周囲の人を大切にすることも大事。
周りの人と良い関係を築けば、心が安定して穏やかに毎日を過ごせます。
例えば、
- 小さなことでも感謝を伝える
- 困っている人がいればすぐに助ける
などを心がけると良いでしょう。
お返しを求める、という意味ではないですが、人に与えたものは自分に返ってくることが多いもの。
あなたが困っているとき、きっと周囲の人が助けてくれますよ。
また、自分自身を大切にすることも忘れないでください。
まとめ
今回は、厄年にやってはいけない事を紹介しました。
大事なポイントをまとめます。
- すべてを厄年のせいにするのはNG行動
- 本厄だけでなく前厄や後厄にも気をつけるべき
- 不安が大きいなら厄除けや厄払いをしたほうが良い
- 前向きな気持ちで過ごすことが大事
厄年は災いに注意すべき1年ですが、新たな挑戦やお祝い事を避けるべきという意味ではありません。
ただ、心身ともに変化が起こりやすいので、体調不良やトラブルには気をつけましょう。





