厄年の女性がしてはいけないこと
厄年は心や身体が疲れやすい時期のため、無理をしてはいけません。
厄年の女性がしてはいけないことは以下があげられます。
- 転職などの大きな環境の変化を伴うこと
- 引っ越しや移住
- ストレスになること
- 暴飲暴食などの体の害になること
- 厄年であると意識しすぎること
それぞれ見ていきましょう。
転職などの大きな環境の変化を伴うこと
厄年の年に新しい環境に飛び込むというのはよくありません。
厄年は思わぬトラブルに巻き込まれる可能性が高いのです。
どうしてもこのタイミングでなければならない、ということでなければ厄年に転職することは避けましょう。
引っ越しや移住
引っ越しや移住も厄年にしてはいけないことです。
住まう環境に慣れることに時間もかかりますし、引っ越しにかかる手間も負担になります。
心身ともに受けるダメージを考えるとなるべく厄年は避けた方が良いでしょう。
とはいえ仕事などでやむを得ず引っ越しをしなくてはならない時はいつも以上に慎重に行動するといいですよ。
ストレスになること
厄年は体調にも精神面にも不調をきたしやすい年になります。
今いる環境が不快でストレスを感じているのであればそこから離れるのが吉。
限界を感じたら我慢してはいけませんよ。
暴飲暴食などの体の害になること
厄年はさまざまな疲労がたまっているので、普段から生活習慣が乱れている人はいつも以上に注意が必要です。
上記に当てはまるものはありませんか。
体に良くないことは体調不良に直結しますので健康には気を使いましょう。
厄年であると意識しすぎること
厄年を意識しすぎるとさらなる災いを呼び込んでしまうこともあります。
普段の年より体調やメンタルがすぐれないことはありますが気にしすぎもよくありません。
「厄年だから・・・」とネガティブにならず、前向きに考えていきましょう。
前厄・後厄・大厄の年の女性がしてはいけないこと
厄年には前厄、後厄、大厄というものがあります。
大厄は精神面も含む体調の曲がり角に当たる時期で、災難が多く降りかかりやすいといわれている年。
そして大厄の前後1年ずつを前厄、後厄と呼びます。
- 前厄の女性がしてはいけないこと
- 後厄の女性がしてはいけないこと
- 大厄の女性がしてはいけないこと
それぞれについて解説していきます。
前厄の女性がしてはいけないこと
前厄は厄年のスタートの年です。
特に気を付けた方が良いことは以下があげられます。
- 厄払いに行かないでいる
- 慎重になりすぎる
- 生活スタイルを変える
一つずつ見ていきましょう。
厄払いに行かないでいる
厄年が始まる前厄の年に厄払いに行かないことは女性にとってよくありません。
女性は男性より周囲への影響が大きいです。
厄年に妊娠すると子供に厄がうつると言われています。
前厄の段階で厄払いをしておけば問題ないので、女性は前厄のときに厄払いに行っておきましょう。
慎重になりすぎる
来年大厄がやってくるけどもうすでに厄年は始まっているんだ、とネガティブに考えすぎてすべてに慎重になりすぎてしまうのもよくありません。
厄年にチャンスがめぐってくることもあり得るのです。
それが千載一遇のチャンスだったのに厄年だから動いてはダメだと逃してしまったらもったいないですよね。
動いてはダメ、ではなくいつもより気を付けて行動をすれば大丈夫ですよ。
生活スタイルを変える
あまりにも不摂生な生活もよくありませんが、厄年だから体に気をつかおうと普段のリズムを大きく変えるのもよくありません。
急に早寝早起き、運動、体に良いものを作るなど今までやったことがないのにやろうとすると逆に体調を崩します。
自分のペースで無理なく過ごしましょう。
後厄の女性がしてはいけないこと
後厄になると厄災も落ち着いてきます。
その中で意識すると良いことをあげますね。
- 後厄を怖いと感じすぎること
- 気を緩めること
- 無理をすること
解説していきます。
後厄を怖いと感じすぎること
大厄が終わってもまだまだ厄年だからと怖がることはありません。
後厄は少しずつ厄が落ちていく年。
まだまだ何か悪いことがおこるかもしれないと考えていると本当に災いを引き寄せてしまいます。
もう少しで厄年が終わるから何をしようかな、と前向きに過ごしましょう。
気を緩めること
後厄は厄が落ちていく年だとお伝えしましたが、完全に終わったわけではありません。
行動することに慎重になるのはまだ意識していた方が良いです。
もう厄は落ち始めてるから大丈夫だと気を緩めてしまうと、思わぬトラブルに巻き込まれてしまうかも。
考えすぎはよくありませんが、過度に開放的になってもよくありませんよ。
無理をすること
前厄、大厄と2年間慎重に過ごしてきたところで、もう少しで厄が抜けるから少しくらい無理しても大丈夫だろうと思ってはいけません。
無理な行動は心身のバランスを崩します。
やりたいと考えていることを今からゆっくりと準備しておけばスムーズに行動に移せるでしょう。
大厄の女性がしてはいけないこと
大厄は一番注意が必要な年です。
家を新築する
もっとも大きい厄が降りかかると言われている年に、人生のなかでも特に大きな買い物である家の購入は良くないことです。
体力も判断力も下がっていますから自分の理想とする家が立てられる可能性はかなり低くなります。
新築一戸建てともなるとハウスメーカー選び、土地選びなど選択と決断の連続です。
大厄に家を新築するのは避けたほうが良いでしょう。
結婚する
生涯で大きな決断となる結婚も大厄の年は避けましょう。
あなたの厄が相手にうつり、相手が不幸にみまわれて結婚自体ができなくなることもあります。
厄年の間は結婚ではなく一緒に過ごすことで愛を深めていく期間にするとよいですね。
そもそも厄年とは
厄年は、平安時代から日本で信じられている風習。
日本で発展した呪術や占術である陰陽道が由来であるといわれています。
生まれた時を1歳とする数え年が用いられ、災厄を受けやすい年齢となっているのですね。
- 前厄・本厄・後厄・大厄の違い
- 女性の厄年の年齢一覧
- 男性の厄年の年齢一覧
について解説していきます。
前厄・本厄・後厄・大厄の違い
厄年は前厄→本厄→後厄の順番で巡ってきます。
それぞれ1年間の期間がありこの3年間を厄年というのです。
前厄は本厄の次に災いが起こりやすいといわれており、ちょっとしたトラブルに見舞われやすいので注意が必要です。
本厄は3年間の中で一番災いが降りかかる年なので、健康面や金銭面に特に気をつけて過ごすようにしましょう。
後厄は厄が終わる年なので、それまでの2年より災いは少ないといわれますが、厄年が完全に終わったわけではないので引き続き注意は必要です。
大厄は訪れる厄年のなかで最も大きな厄災がふりかかるといわれる年です。
自分自身だけでなく家族や身の回りの人にまで影響するといわれるほど。
通常の厄年よりもさらに気を付けて過ごすようにしましょう。
女性の厄年の年齢一覧
- 前厄:18歳・32歳・36歳・60歳
- 本厄:19歳・33歳(大厄)・37歳・61歳
- 後厄:20歳・34歳・38歳・62歳
男性の厄年の年齢一覧
- 前厄:24歳・41歳・60歳
- 本厄:25歳・42歳(大厄)・61歳
- 後厄:26歳・43歳・62歳
厄年の女性がやるといいこと7つ
厄年だからといって何もしてはいけないということではありません。
ここでは、厄年の女性がやるといいことについて7つお伝えしますね。
- 神社やお寺で厄払いや厄除けをしてもらう
- 子供を産む
- 頑張りすぎず心身をリラックスする
- 健康習慣を見直す
- 部屋を整理整頓する
- 自分磨きをする
それぞれ見ていきましょう。
1. 神社やお寺で厄払いや厄除けをしてもらう
厄払いや厄除けは災難がよってこないように邪気を払ってもらう儀式。
しっかりと払ってもらうことで安心感を得られますよ。
一般的には元旦から2月3日の間に受ける人が多いですが、厄払いは一年中受付ていますのでご自身のタイミングで大丈夫ですよ。
少しでも穏やかな気持ちになれるように受けておくのが良いでしょう。
2. 子供を産む
子供を産むことは厄年には良くないと思われているかもしれませんが、厄年の出産は良いこととされています。
- 産まれてくる子供が厄を払ってくれる
- 出産を乗り越えることで厄が払われる
ともいわれポジティブなもの、プラスな出来事とされているのです。
3. 頑張りすぎず心身をリラックスする
心も体もリラックスさせるのが厄年を乗り越える秘訣です。
人は普段からストレスにさらされています。
厄年になるとさらにストレスの影響を受けやすくなってしまうので、ゆっくりと自分の時間をすごせるといいですね。
頑張りすぎずに自分がリラックスできる方法を取り入れていきましょう。
6. 健康習慣を見直す
厄年は様々な不調が表れるため、生活習慣を見直してみるといいでしょう。
特に食生活や睡眠不足などは体調に顕著に表れます。
仕事が忙しくて食べられず帰宅して暴飲暴食してしまったり、夜更かしして仕事に支障をきたしてしまったり。
忙しさで生活が乱れることはよくありますが、意識して整えていきましょう。
7. 部屋を整理整頓する
厄年は新しいものを手に入れるには不向きな時期ですが、いらないものを手放すのには良い時期です。
部屋を整理整頓することで思考の整理もできて自分自身を見つめなおす時間にもなります。
不用品を処分して必要なものを持つようにしましょう。
8. 自分磨きをする
厄年では活発に行動することはおすすめできないので、自分と向き合う時間を作るのもおすすめ。
自分自身のアップデートすることで、徳を積んでいい流れを引き寄せましょう。
おすすめなのは、
など。
映画や読書をして内面を磨くのもいいですね。
厄除けにおすすめの神社や寺院
厄除け厄払いをしてもらうのに有名な神社をご紹介します。
- 北海道神宮(北海道)
- 佐野厄除け大師 惣宗寺(栃木県)
- 寒川神社(神奈川県)
- 門戸厄神東光寺(兵庫県)
- 下鴨神社(京都府)
一つずつ案内していきますね。
北海道神宮(北海道)
| 住所 | 北海道札幌市中央区宮ヶ丘474 |
| TEL | 011-611-0261 |
| URL | 北海道神宮 |
| 厄払い初穂料 | 5000円~ |
北海道民の発展と幸せを見守っている神社です。
自然豊かな神社で野生のシマリスと出会えたらラッキー。
春は梅と桜が同時に開花して境内が賑わいます。
佐野厄除け大師 惣宗寺(栃木県)
| 住所 | 栃木県佐野市春日岡山2233 |
| TEL | 0283-22-5229 |
| URL | 佐野厄除け大師 |
| 厄払い初穂料 | 3000円、5000円、10000円、30000円 |
関東の三大師のひとつであるお寺。
厄除け元慈恵大師と呼ばれる僧侶、良源を安置しています。
金箔の釣鐘も見どころのひとつです。
寒川神社(神奈川県)
| 住所 | 神奈川県高座郡寒川町宮山3916 |
| TEL | 0467-75-0004 |
| URL | 寒川神社 |
| 厄払い初穂料 | 3000円、5000円、10000円、30000円、50000円 |
全国で唯一の八方除けの守護神である神社。
御祈祷を受けた人だけが神苑があるのでぜひ立ち寄ってほしいです。
門戸厄神東光寺(兵庫県)
| 住所 | 兵庫県西宮市門戸西町2-26 |
| TEL | 0798-51-9090 |
| URL | 門戸厄神東光寺 |
| 厄払い初穂料 | 36000円~、12000円~ |
あらゆる厄災を打ち払うとされる厄神明王さまがまつられています。
広大な境内には触れることでパワーが湧き上がる慶寿石があります。
下鴨神社(京都府)
| 住所 | 京都府京都市左京区下鴨泉川町59 |
| TEL | 075-781-0010 |
| URL | 下鴨神社 |
| 厄払い初穂料 | 10000円~ |
京都最古の神社で世界遺産にも登録されています。
樹木の間を清流が流れ、京都のパワースポットとしても有名です。
まとめ
厄年の女性がしてはいけないこと、やるといいことについてお伝えしました。
以下に厄年をうまく乗り越えるためのポイントをまとめます。
- 環境の変化はストレスになるので避けたほうがよい
- 結婚や新築の家を立てるなど新しいことを始めるのは避ける
- 厄年であることを考えすぎないようリフレッシュすることを忘れない
- 神社やお寺で厄除けをして気持ちを晴れやかにする
厄年は何かと災いが降りかかることが多いと言われますが、あまり思いこまずにうまく気分転換をしながら過ごしていきましょう。