両片思いとは?
両片思いとは、双方が相手に対して恋愛感情を抱いているものの、それぞれが片思いと思い込んでいることです。
本当は両思いなのに気持ちを確かめておらず、相手の心境がわからないままになっています。
彼氏彼女になれるまであと少しなのに、一歩踏み出せないことが原因でカップルになれないのが、両片思いの特徴。
勇気を出してどちらかが気持ちを伝えれば、同じ思いだと気づけますよ。
両片思いの特徴あるある7選【恋愛診断】
ここでは、両片思いの特徴を7つ紹介します。
- よく目が合う
- 会話が続かなくても居心地が良い
- LINEが途切れない
- 付き合っていると勘違いされる
- 休日の過ごし方や予定を聞かれる
- 定期的にデートしている
- ふたりだけの秘密がある
ひとつでも多く当てはまるなら、両片思いの可能性が高いですよ。
1. よく目が合う
両片思いの特徴は、よく目が合うことです。
好きな人がいると、自然とその人を目で追ってしまうのが人の心理。
好意を持つ相手には無意識に視線を向ける人が多いので、次のように目が合う回数も多くなります。
- そばにいるときに何度も目が合う
- 遠くから見つめていて振り向いたら目が合う
目が合った瞬間に彼が視線を外しても、気にしなくてOK。
ひょっとしたら、照れて目をそらしているだけかもしれませんよ。
2. 会話が続かなくても居心地が良い
会話が続かなくても居心地が良いなら、両片思いかも。
安心感があるため、沈黙があっても気まずく感じず、自然体でいられるのです。
通常、ふたりきりの状況で会話が途切れると気まずく感じてしまうもの。
無理に話題を作らなきゃというプレッシャーが生まれ、会話がぎこちなくなりがちです。
しかし、会話が途切れても無理に話題を作ろうとせず、リラックスして過ごせるなら、両片思いの可能性が高いでしょう。
3. LINEが途切れない
LINEが途切れないのも、特徴あるあるです。
好きな相手と少しでもつながっていたいから、特別な話題がなくても自然と会話が続きます。
例えば、今日はどんな一日だった?といった日常的なやりとりが自然に続くのは、お互いが相手との時間を楽しみ、大切に思っているからこそ。
反対に、好きな相手でなければ、重要ではない連絡はスルーしがちです。
内容のない会話が続くことこそ、実はお互いに特別な存在であるサインといえます。
4. 付き合っていると勘違いされる
周囲から付き合っていると勘違いされるのも、あるあるのひとつです。
気づけばふたりで一緒にいることが多く、周囲から見るとカップルのように見えます。
お互いに意識している気持ちは、態度や行動に自然と表れるもの。
- もしかして付き合ってる?
- ふたりって仲が良いよね!
など、周りからふたりの仲の良さを指摘されるようであれば、両片思いのサインかもしれませんよ。
周囲の友人は、なかなか付き合わないのに親密なあなたたちを、じれったく思っているでしょう。
5. 休日の過ごし方や予定を聞かれる
休日の過ごし方や予定を聞かれるのも、両片思いの特徴に当てはまります。
好意を抱いている相手とは、できるだけ一緒にいたいと考えるもの。
特別な感情がない人の休日の予定や過ごし方は、気にならないでしょう。
遠回しに予定を聞いてくるのは、あなたに断られるかもしれないと不安で、自信が持てていないからかも。
彼が誘いやすくなるように、「予定は空いてるよ」とさりげなく答えてみましょう。
6. 定期的にデートしている
定期的にデートしていることも、両片思いの特徴です。
お互いに会いたい気持ちが強いため、自然とデートの機会が増えます。
ふとした会話から、また今週末も会おうか?と自然な流れで次の約束が決まるのも、両片思いならでは。
一緒に過ごす時間が増えるにつれ相手の趣味や考え方がわかり、話もどんどん盛り上がるでしょう。
定期的にデートするのは、ただ会うだけではなくて、お互いの気持ちが深まっている証拠です。
7. ふたりだけの秘密がある
ふたりだけの秘密があるのも、両片思いの特徴。
お互いを特別な存在と感じ、相手を信頼しているからこそ、ほかの人には話せない内緒の話を打ち明けられるのです。
「これは私たちだけの秘密ね」と言い合える話があるなら、それはお互いが特別な存在であるサイン。
秘密を持つことで、この人に自分のことをもっと知ってもらいたい気持ちが芽生え、さらに距離が近づきます。
両片思いになる主な原因
ふたりの関係が進展しない理由は、次のようなもの。
- お互い自信がない
- どうすればいいかわからない
- 恋愛のトラウマがある
- 今の関係を壊したくない
- 友達のままでいようか悩んでいる
- 好意に気づいていない
くわしく解説しますね。
お互い自信がない
両片思いの原因のひとつは、お互いが自信を持てないことです。
相手が自分を好きなわけがないと感じてしまうため、好意を伝えられず、行動にうつせません。
- 告白してもフラれたらどうしよう
- こんな自分を好きになってくれるはずがない
- デートに誘っていやがられたらショック
などと不安に感じて、告白の一歩が踏み出せないのです。
どちらもネガティブ思考だと、特にこのような状況になりやすいもの。
自信がなさすぎて、ふたりが付き合うイメージを具体的に持てないのも大きな原因です。
どうすればいいかわからない
どうアプローチしていいかわからないのも、原因のひとつです。
恋愛経験が少ないと、相手との距離を縮める方法がわからず、不安や迷いが生じやすいもの。
どうすればいいのだろう?と考えているだけで関係が進展せず、やきもきしてしまうのです。
まずは友達としての関係を大切にしながら、少しずつ距離を縮めることが大切。
一緒に遊びに行く約束をして、自然な流れで会話を楽しみましょう。
恋愛のトラウマがある
- 両思いだと思っていた人に告白したら振られた
- 好きな人にもてあそばれたことがある
このような恋愛のトラウマが原因で傷つくことがこわくなり、一歩を踏み出せないこともあります。
つらい経験をしたことがある人は、恋愛に慎重になりすぎてなかなか自分の気持ちを伝えられません。
また、以前の恋人に裏切られた経験があり、相手を信じられなくなっているケースもあるはず。
もう同じつらい思いをしたくないからこそ、関係を進展させるのに戸惑います。
今の関係を壊したくない
告白して失敗したら……と考えると、今の関係でいるほうが楽しいかもと思ってしまいますよね。
良い関係性を築けているふたりほど、今の関係を壊したくなくて、心の中で告白を先延ばしにします。
ただ、どちらも行動しなければ両片思いが長引き、ふたりの距離も変わらないまま。
彼にとってあなたが特別な存在かどうか、少しずつ探ってみましょう。
友達のままでいようか悩んでいる
どちらか一方が、恋人同士になることを一番に望んでいないケースもあります。
恋人になったら今のように気楽な関係ではいられなくなるかもしれない、と不安を感じているのです。
信頼できる友達は、一生の間に何人もできるわけではありません。そのため、恋愛に発展させるべきか迷うのでしょう。
- 友達としてのほうがなんでも話せるのではないか
- 友達のままなら別れる心配もないし一生仲良くできる
などの思いが強く、現状維持を選ぶ人も少なくありません。
好意に気づいていない
相手の好意に気づかずただの友達と思い込んでしまうことも、両片思いになる原因です。
例えば、
- よくごはんに誘ってくれるのはただ話したいだけだろう
- 毎日連絡してくれるのは暇だから?
のように勘違いしている人も。
優しく気にかけてくれるのが異性として好きだからだと、本気で気づいていないのです。
特に友達期間が長いと、友人としての優しさだと勘違いしやすいでしょう。
両片思いを抜け出すために試すべき5つの方法
これまでと同じように接していては、この先も状況は変わりません。
今のあいまいな関係を抜け出すためにすべきことは、次の5つ。
- 表情や言葉で好意をアピールする
- 恋愛トークをする
- 特別な日にデートに誘う
- ふたりの未来の話をする
- 思い切って告白する
一気にやる必要はないので、できそうなことから試してみてください。
1. 表情や言葉で好意をアピールする
両片思いを抜け出すためにも、表情や言葉で好意をアピールしましょう。
自然に好意を伝えることで、彼に自分の好意を気づかせられます。
相手が自分の気持ちに気づかない限り、ふたりの関係は進展しにくいもの。
もしかして自分を好きなのかも?と思ってもらえるように、
- 相手が話しているときに自然な笑顔を見せる
- 別れ際や会話の終わりに話せうれしかったよと伝える
などを意識して、彼に対する好意をさりげなく伝えてみましょう。
2. 恋愛トークをする
恋愛トークがきっかけで、今の関係から抜け出せる場合も。
恋愛に関する話をすると、お互いに付き合ったときのイメージがしやすくなります。
例えば、
- どんなタイプの人が好き?
- 恋愛するとどんな感じになるの?
などの話題をさりげなく取り入れてみるのがGOOD。
脈ありの可能性がかなり高いのでは?と自然に意識させられますよ。
また話すことで、実はぐいぐいきてほしいタイプだった、など彼の恋愛観がわかることもあります。
その結果、どのようなアプローチが効果的かはっきりするかもしれません。
3. 特別な日にデートに誘う
クリスマスやバレンタインなどの特別な日にデートに誘い、両片思いから抜け出せる場合も。
特別な日は、いつもと違う特別なムードがあるので、気持ちが盛り上がりやすいものです。
恋人同士で過ごすのが一般的なイベントに誘えば、彼もあなたをこれまで以上に意識するはず。
普段の会話では話せない恋愛トークができたり、盛り上がってデートにつながることもありますよ。
4. ふたりの未来の話をする
両片思いの関係を抜け出すために、ふたりの未来の話をするのもおすすめ。
なぜなら、お互いの気持ちを確認でき、関係が進展しやすくなるからです。
具体的な内容は、
- 次は〇〇しようよ!来年はさ~などと一緒に過ごす前提で話す
- いつか一緒に行きたいねと未来の夢について語る
など。
当たり前のように未来の予定を共有すれば、彼もあなたの好意に気づくでしょう。
5. 思い切って告白する
勇気が出ず怖いと感じる人は多いですが、勇気を出して告白するのもありです。
本心をストレートに伝えることが、自分の気持ちをわかってもらう一番効果的な方法。
相手とふたりきりになれる時間や、落ち着いた雰囲気の場所で思い切って想いを伝えてみましょう。
告白して彼も同じ気持ちだったら、その瞬間から関係が一気に変わりますよ。
両片思いを実らせるコツ
恋を実らせたいなら、次のコツを試してみるのもおすすめ。
- 友人に協力してもらう
- 自分磨きをして自信をつける
- 幸せな未来をイメージする
ときには周囲を頼ったりマインドを見直して、恋愛成就を願いましょう。
友人に協力してもらう
両片思いを実らせるコツは、友人に協力してもらうことです。
信頼できる友人に協力してもらえれば、ふたりの関係が自然に進みやすくなります。
告白したいけど、自分だけでは勇気が出ないこともありますよね。
そのようなときは、共通の友人に協力してもらい、ふたりきりになれるタイミングを作ってもらいましょう。
その際、友人が相手に自分の好意をさりげなく伝えてくれる場合も。
周囲のサポートがあれば、相手も自信を持てるはずです。
自分磨きをして自信をつける
自分磨きをして自信をつけることも、恋を実らせるコツです。
今の自分では相手に十分にアピールできないかも……と不安な状態では、関係進展のために行動できません。
すぐできる方法でおすすめなのは、次のようなこと。
- 定期的にジムに通ったり髪型を変える
- 趣味を増やしたり新しいスキルを学ぶ
自信がつけば、相手にも魅力が伝わりやすくなりますよ。
また、外見だけでなく内面も同じくらい大切です。どんどん魅力を高めて、彼を夢中にさせましょう。
幸せな未来をイメージする
ポジティブな未来をイメージするのも、おすすめの方法のひとつ。
自然と前向きになり、行動する勇気が持てるはずです。
- 付き合ったら一緒に旅行できるな
- お互いの家でのんびり過ごしたいな
など、付き合ったらできることを想像すると、自然とワクワクしますよね。
告白して失敗する不安よりも、頑張って一歩進んでみようと感じる気持ちが強まるでしょう。
【要注意】片想いに戻らないための気をつけること
あなたの今後の行動しだいで、片想いに戻ってしまう場合も。
ただ、そのような状況は避けたいですよね。
最後に、片想いに戻らないために気をつけることを紹介するので、覚えておいてください。
- わざと嫉妬させない
- いつまでも受け身でいない
- 思い込みで行動しない
ひとつずつ解説します。
わざと嫉妬させない
駆け引きのつもりでも、わざと相手を嫉妬させないようにしましょう。
なぜなら、嫉妬で関心を引こうとすると、逆効果になることが多いからです。
- 友人の集まりでわざとほかの異性と楽しそうに話す
- SNSに異性の友達と遊ぶ様子を投稿する
など、彼が不安になるような行動はNG。
あなたの行動が原因で、ふたりの間に距離ができるかもしれません。
彼の反応を試すのではなく、一緒にいると楽しいといった素直な気持ちを伝えるほうが効果的ですよ。
いつまでも受け身でいない
片思いに戻らないためにも、いつまでも受け身でいることは避けましょう。
受け身でいると関係が進展せず、せっかくの楽しい時間や新しいチャンスを逃しかねません。
相手からの連絡を待つのではなく、自分からも積極的に連絡しましょう。
例えば、彼が興味を持ちそうなイベントに誘うのもGOOD。
自分の気持ちや考えをしっかり伝えることが、両思いになれるチャンスにつながります。
思い込みで行動しない
片思いに戻らないためにも、思い込みで行動することは避けてください。
相手の気持ちや意図を勝手に決めつけるのは、もったいないです。
例えば、返信が少し遅いだけで不安になっていても、実際はただ仕事が長引いただけのことも。
返信が遅かったり、なかなか会えない日が続いても、焦らずに自分の趣味や友達との時間を楽しみましょう。
あのとき両思いだったんだ……と後日後悔しないためにも、気をつけてくださいね。
まとめ
この記事では、両片思いの意味や特徴、抜け出す方法などを紹介しました。
重要なポイントをまとめます。
- 両思いのふたりが片想いをしているのが両片思い
- LINEが途切れなかったり周囲に恋人だと勘違いされるのもあるある
- 自信がない人同士は気づかぬうちに両片思いになりやすい
- 抜け出したいなら好意をアピールしたりデートに誘うのがおすすめ
両片思いのふたりに足りないのは、自信や勇気。あなたが勇気を出して行動すれば、ふたりの関係は一気に進展するかもしれません。
両思いなのにすれ違いで付き合えないのは、悲しいもの。
後悔しないためにも、今以上に頑張って好意をアピールしてみてくださいね。