ISTJ(管理者)の性格:強みや得意
まじめでルールを大切にするISTJ(管理者)タイプ。
具体的な強みや、得意なことは何か気になりますね。
- 堅実な計画性
- 強い責任感
- 細部への注意
- 勤勉で努力家
ISTJ(管理者)の主な強みは上記の4つ。
それでは、くわしく解説していきましょう。
堅実な計画性
ISTJ(管理者)は現実的で安定を望む性質から、行動をおこす際は必ず堅実な計画を立てて実行します。
また、ルールや規則を重視する性格なので、自分で立てた計画どおりにしっかり遂行できます。
スケジュールどおりに物事を進めるのは、ISTJの得意分野なのです。
強い責任感
ISTJ(管理者)は強い責任感を持っており、何事も最後までやりぬく力を持っています。
自分の行動や決断に、責任を持って動くことができるのです。
自分に厳しく約束を守る性質は、まわりから信頼されるISTJの強みですよ。
細部への注意
ISTJ(管理者)は、細部に注意を払うことが得意。
まじめでこだわりが強いので、細かな部分までしっかりと確認することができます。
小さなミスを見逃さない確実な作業能力は、 仕事でもプライベートでも活かすことができますね。
勤勉で努力家
ISTJ(管理者)は、こつこつとひたむきに努力する、勤勉な性質を持っています。
たとえすぐに結果が出なくても、頑張りつづけることができる努力家。
みずから目標に向けて学び続けることは、 ISTJの強みであり、得意なことです。
ISTJ(管理者)の性格:弱みや苦手
几帳面で安定を好むISTJ(管理者)タイプの人ですが、弱みや苦手となりうる特徴もあります。
- 頑固さ
- 柔軟性の欠如
- 感情表現が苦手
- イレギュラーな状況への対応
ここでは、ISTJ(管理者)タイプの弱みとなる4つを、くわしくお伝えします。
ISTJの人は、しっかりと把握して事前に対策を考えておきましょう。
頑固さ
ISTJ(管理者)の人はルールや規律を守るまじめさから、頑固と言われがち。
決めたことを最後までやり遂げるのは ISTJ(管理者)の強みですが、そのせいで融通が利かなくなることも。
ルールに縛られて停滞するような場面では、臨機応変に対応することも大切ですよ。
柔軟性の欠如
計画的な性格の ISTJ(管理者)は、変化に対応することが苦手な傾向にあります。
既存の規律や堅実なスケジューリングを重要視するので、急なスケジュール変更にはストレスを感じることも。
生活のなかで変化はつきもの。
事前に数パターンの予想をしておくなど、対応の準備をしておきましょう。
感情表現が苦手
ISTJ(管理者)は、感情を表現することが苦手です。
そのため、まわりから冷たい人と思われがち。
クールでかっこいいと見られることもありますが、ネガティブな印象を与える可能性もあるので、相手に気持ちを伝えることを意識してみてくださいね。
イレギュラーな状況への対応
既存の規律やルールを重んじる ISTJ(管理者)タイプは、イレギュラーな状況に弱いです。
特に仕事では、予想外の状況に立ち向かわなければならないこともしばしば。
得意の学びの姿勢で挑むなど、事前に心づもりをしておくと良いですよ。
そもそもISTJ(管理者)とは?
ISTJ(管理者)の特徴について解説しましたが、そもそもISTJ(管理者)とはどのような意味を持つのでしょうか。
- I・S・T・Jそれぞれの意味
- ISTJ-AとISTJ-Tの違い
くわしく解説していきます。
I・S・T・Jそれぞれの意味
ISTJは内向型(I)、感覚型(S)、思考型(T)、判断型(J)の4つの特徴を示しています。
エネルギーの方向:内向型(I)
内面的な世界に深く関心を持ち、一人でいる時間を大切にします。
ものの見方:感覚型(S)
現実的で具体的な情報を重視し、現在に集中することが好き。
判断の仕方:思考型(T)
論理的で客観的な判断を重視し、感情よりも論理を優先。
外部との接し方:判断型(J)
計画性と組織性を重視し、ルールや期限、スケジュールの通りに物事を進めることを好みます。
ISTJは日本人の約7〜15%を占める性格タイプ。
好きなことへの学習意欲が高く、ルールや規律を重んじる堅実派です。
ISTJ-AとISTJ-Tの違い
ISTJ(管理者)には、【ISTJ-A】と【ISTJ-T】の2種類があり、根本の性質は同じですが、それぞれ性格が違います。
ISTJ-A:自己主張型/積極性があり主体的に行動を起こす
ISTJ-T:神経型/敏感気質で人の機敏にを察しやすく、勤勉
同じISTJ(管理者)でも少しタイプが異なる性質を持っていることがわかりますね。
ISTJ(管理者)と相性がいいのは?
性格診断のタイプは 16種類あり、各々特徴が違います。
そこで、 ISTJ(管理者)タイプと相性の良いタイプが何かも気になりますよね。
- ENFJ(主人公)
- ESTP(起業家)
- INFP(仲介者)
上記の3タイプは、ISTJ(管理者)と相性が良いでしょう。
くわしく解説していきますね。
ENFJ(主人公)
ENFJ(主人公)は、思いやりがあり優しい性格ですが、間違ったことはしっかりと指摘できるタイプ。
まじめで規律を重んじるISTJ(管理者)とは方向性が同じです。
ISTJとは感情表現の得意不得意が真逆ですが、コミュニケーションをしっかりとることで、お互いを補完し合い良い関係を築くことができるでしょう。
ESTP(起業家)
ESTP(起業家)はアクティブで行動派、ISTJ(管理者)とは真逆の特徴です。
現実的に問題を解決していく点は共通していますが、ESTPは柔軟性と実践、ISTJは綿密な計画と結果を重視するアプローチの違いがあります。
そのため、同じ目標に向かってタッグを組めば、不足を補う最高のパートナーになれますよ。
INFP(仲介者)
INFP(仲介者)は控えめで共感力が高く、優しい性格。
ISTJ(管理者)の持つ誠実さや努力を認めてくれ、 心地良い関係を築くことができます。
また、相手のサポートが得意なINFPは、まじめ過ぎるゆえにストレスを溜めやすいISTJをしっかりとサポートしてくれるでしょう。
ISTJ(管理者)の人に向いている仕事の特徴は?
ISTJ(管理者)の人は基本的に責任感が強く、はじめたことは最後までやり遂げる力を持っています。
では、 ISTJ(管理者)の性質を活かすことができる仕事とは、具体的にどのような仕事なのでしょうか。
- ルールや規則が定まっている仕事
- 専門スキルや資格を活かせる仕事
- 正確さを求められる仕事
具体的な職業と合わせて、くわしく解説しましょう。
ルールや規則が定まっている仕事
ISTJ(管理者)はルールや規則に準じて行動することが得意なため、決められた基準のなかで働くほうが力を発揮できます。
設計士・ITエンジニア・公務員などは、規則やルールに沿って業務を進められる仕事。
ISTJ(管理者)の、正しくまっすぐ取り組む姿勢が高く評価される場です。
専門スキルや資格を活かせる仕事
ISTJ(管理者)はまじめで勤勉。
そのため、専門的な知識を必要とする仕事に向いているでしょう。
裁判官、プログラマー、薬剤師などは、専門性が高いスキルが必要なだけでなく、常に継続して学習が必要な仕事です。
学習意欲の高い ISTJ(管理者)は、やりがいを感じながらモチベーション高く働くことができるでしょう。
正確さを求められる仕事
まじめで細部まで注意力の高い ISTJ(管理者)は、正確さを求められる仕事にも向いています。
特に経理、税理士、銀行員などのお金を扱う仕事は、正確さと大きな責任感が求められます。
ミスを防ぐためのチェックを惜しまない、 ISTJ(管理者)の几帳面さを活かすことができますよ。
ISTJ(管理者)の恋愛の特徴は?
冷静で正直者なISTJ(管理者)、どのような恋愛の特徴があるのでしょうか。
- 慎重で関係を深めるのに時間がかかる
- デートの約束や計画は必ず守る
- 感情表現が控えめ
- つき合うと一途で浮気をせず裏切らない
- 問題が発生したらすぐ具体的な解決策を模索する
仕事もプライベートもまじめなISTJ(管理者)らしい特徴ですね。
実はRAYSEE独自の調査では、ISTJの交際人数が一番多いという結果でした。
引用:モテる性格タイプランキングの結果は?【性格診断と恋愛の関係性を男女344人に調査】
それでは、くわしくISTJの恋愛傾向を解説していきましょう。
慎重で関係を深めるのに時間がかかる
ISTJ(管理者)はコミュニケーションが苦手で、人と狭く深くかかわるタイプ。
また、変化することに抵抗を持ち、新しいことには慎重です。
急に距離を縮められると驚いてしまうため、関係を深めるのに時間を要するでしょう。
デートの約束や計画は必ず守る
まじめで責任感が強いISTJ(管理者)、デートの約束や計画は必ず守ります。
当たり前のように思えますが、長くつき合っていくうえでは、相手に安心感を与えられる大切なこと。
恋愛にも誠実なISTJ(管理者)の特徴のひとつですね。
感情表現が控えめ
ISTJ(管理者)タイプは内向的な性格で、感情を表に出すのが苦手です。
自分の気持ちを素直に相手に伝えられず、自分のなかで抱え込んでしまいがち。
恋愛では、相手に気持ちを素直に伝えることはとても大切です。
特にポジティブな感情は、どんどん相手に伝えるように心がけましょう。
付き合うと一途で浮気をせず裏切らない
ISTJ(管理者)は恋愛において結婚や家族を重視するため、長期的な関係を求める傾向にあります。
そのため、 つき合うと一途で浮気をせず、相手を裏切ることは少ないでしょう。
異性からも信頼を得やすく、遊びでつき合うよりも結婚相手として、本命と見られることが多いのも特徴です。
問題が発生したらすぐ具体的な解決策を模索する
堅実で努力家なISTJ(管理者)、パートナーとの間で何か問題が発生した際は、そのままにせず具体的な解決策を模索します。
感情的にならず冷静に対応できるので、トラブルが長引くことは少ないですが、論理的思考に偏りすぎると相手の気持ちを無視してしまうことも。
話し合いの気持ちを持つことも大切ですよ。
ISTJ(管理者)あるある
計画的で几帳面な ISTJ(管理者)タイプ、ほかにどのような情報があるのか、気になることがいろいろありますよね。
ISTJ(管理者)タイプのあるあるについて解説していきます。
- 休日もスケジュールを立てる
- 自分も他人も待ち合わせに遅れることが嫌い
- 1ミリのずれも気になる
くわしく解説していきます。
休日もスケジュールを立てる
ISTJ(管理者)は仕事や勉強、あらゆるところで計画を立てて行動しており、休みの日もその能力を発揮することがあります。
出かける場所を決めるだけでなく、行く場所や滞在時間、移動時間もすべて分刻みで計画を立てて行動。
物事を予定どおりに進めていくことで達成感を感じるので、スケジュールを立てるのが好きなのです。
自分も他人も待ち合わせに遅れることが嫌い
計画重視の ISTJ(管理者)、 自分も他人も待ち合わせに遅れることが大嫌いです。
待ち合わせ時間は、お互いに決めたルールのひとつなので、それを破ることはご法度。
そのあとの計画が崩れてしまうのも含め、ストレスに感じてしまいます。
1ミリのずれも気になる
ISTJ(管理者)は几帳面で、常日頃から細かいところもしっかり観察しています。
そのため、ものの配置が1ミリでもずれていたり、インスタントラーメンを作るときの水量はぴったりでないと気が済まなかったり、多少のズレも気になってしまうのです。
ISTJ(管理者)らしい性質ですが、気にしすぎて疲れてしまわないように、リラックスタイムをしっかり設けてくださいね。
まとめ
この記事では、 ISTJ(管理者)の向いている仕事や強み、弱み、恋愛の特徴までくわしくお伝えしました。
それでは、最後に ISTJ(管理者)について簡単にまとめます。
- ISTJ(管理者)に強みは計画性と努力
- ISTJ(管理者)の弱みは頑固さと柔軟性の欠如
- ISTJ(管理者)の得意は細部への注意・苦手は感情表現
- ISTJ-Aは自己主張型・ISTJ-Tは神経型
- ISTJ(管理者)と好相性なのはENFJ(主人公)・ESTP(起業家)・INFP(仲介者)
- ISTJ(管理者)に向いているのはルールが明確で専門性や正確さが求められる仕事
- ISTJ(管理者)の恋愛は控え目で一途
ISTJ(管理者)タイプの特徴を知ることは、仕事だけでなく、人間関係や恋愛に必要な自己分析の第一歩になります。
ISTJ(管理者)の強みや弱み、性質を自分の性格にあてはめると、あなたやその人物のエピソードが浮かび上がってくるはずです。
この記事を参考にして、あなたに合った人間関係や環境をぜひ見つけてくださいね。